【いつものお店でセールスバトル】 |
ご近所、空いてて、低価格。
お世話になってます、行きつけのお店サイ○リア。
これまたいつもの窓際の席。
シシネコ、ニンケン。
相変わらず歳を考えずに爆食中のおりの出来事。
時間はあと1時間ほどで午前0時。
ふと目を上げると。
ニンケン、何やら瞑想ぎみ・・・いや悪巧みな顔ですョ、コレ。
おん?
そういえばさっきからマニュアルじみたマシンガントーク。
丁度、シシネコ前方のニンケン背後。
猛烈おばさんのセールストークに、おじさんタジタジのご様子。
(*´∀`*)ほっほ〜うww
二人してちょいと人様のトークに聞き耳を立てる事に。
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おばちゃん
(以降、SOL) |
だから、おばあちゃん大変なんでしょ? |
おっちゃん |
・・・はい・・・ |
SOL |
だからコレ! 迷うことないと思うわよぉ |
あ〜。
典型的な畳み込みセールスっす。
しかも、おっちゃんの身内の方の体調不良に便乗して・・・はぁ
そこにつけいるかね、しかし。
それにしても。
何を勧めてんだ?
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SOL |
これ使った人、みんな良くなってるらしいのよぉ〜
今、どんどん広がってるの。
この機会を逃すと次っていつになるかわからないのよ |
おっちゃん |
・・・はい・・・ |
そんな機会、逃しちまえww
しかも、全部「らしい」とか怪しいじゃんw
ああ〜おっちゃんってば。
メニュー手に持って、考え込んで。
それって、次何食おうってんじゃないよね。
つか、食物にされそうなの、貴方だよ。
気がついて〜〜。
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SOL |
とにかく使ってみて。
この機会、逃すのはもったいないから。
本当に有名なのよ。 |
ニンケン |
『・・・有名らしいよ。有名なわりに、聞かないねぃ』 |
おいw
ニンケンよw
視線こっちだけど、セリフこっちへじゃないよねw
背後の話題に援護射撃で参戦しちゃうんだねww
わかってた。
わかってたよ。
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シシネコ |
『ググればでるんじゃね?
この機会を逃すな、でw』 |
ニンケン |
『おおw』 |
よし、乗ったw
おやおや。
敵さんも中々デス。
こっち意識した気配はあるけど、ガン無視っすね。
やや、声のトーン上がりましたか?
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SOL |
有名なの とにかく。
でも、TVとかでは知られてないの。
知る人ぞ知るといった商品。秘密の商品。でも有名 |
それって、有名なんですかwwww
シシネコ、ニンケン
思わず爆笑w
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ニンケン |
『え〜ww 有名・・・かぁw』 |
シシネコ |
『うちの田舎のじっちゃんの方が、 地元だったら有名だと思うぞww |
ニンケン |
『言った者勝ちだw』 |
こっちの話し声におっちゃんやや反応。
援護射撃ですよ。
要らなければシカト。
必要ならば有効に使ってくださいw
これはマズイと思ったか、おばちゃん。
再度セールス内容のご説明を最初から。
シシネコ、ニンケン再度耳ダンボでスタンバイw
・
・
・
・・・・お茶・・・ですか?
飲むと健康になる?
とっても?w
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ニンケン |
『健康飲料!
ん〜 ○汁ってどうなんかね』 |
シシネコ |
『俺、夏場飲んでるよww 健康になって痩せるってのw』 |
ニンケン |
『おw で、どない?』 |
シシネコ |
『美味しいよw うん、美味しいw』 |
ニンケン |
『効果はどうやねんww』 |
SOL |
とにかく! 毎日飲むでしょ? お茶!
それをコレに変えるだけ。
ただ、それだけ! おばあちゃん、大変なんでしょ? |
こっちのチャチャがうっとおしいらしく、おばちゃん声が大きくw
そりゃね、人間ですもの。
何かしら飲みますよ。
お茶とか、コーヒーとか。
そういいった物をこの健康ドリンクに変えろと。
なるほどね。
そこを押さえれば結構な量にはなるでしょうねぇ。
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ニンケン |
『なんたらキノコっての流行ったよね〜w』 |
シシネコ |
『なんたらコーヒーも流行ったねぇw』 |
ニンケン |
『まぁ、何にしろ医学的はほしいけどね』 |
SOL |
医学的根拠とかはないのよ |
ニンケン
シシネコ |
『ないんかいwwwww』 |
おもわず、こっちの話に返答してしまったおばちゃん。
慌てて何か取り繕ってはいるものの、シドロモドロ。
ここでおっちゃんがこちらの援護攻撃に反応。
よしw いけww
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おっちゃん |
えっ 医学的に根拠はないんですか? |
つか、そこは先に確認しとこうよw
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SOL |
効果はあるのよ。でも、人によってあったり無かったり。 |
ニンケン |
『シシネコは辛い物食べると、
すっごく動き早くなるよねw あれ効果?ww』 |
シシネコ |
『無意識だがなwww』 |
おっちゃん |
効果がない人もいたんですか? |
SOL |
効果はあると思うの!
でも、人によって早かったり遅かったり。
すぐに出る人もいるし。
いずれにしろ、始めなきゃ効果は出ないわ。 |
それって、あれですよね。
はい、ニンケンさん、ドウゾw
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ニンケン |
『宝くじ、当たったらいいのにねぇw タブの良いの買うわぁ』 |
シシネコ |
『買わなきゃ当たらないわwww』 |
おっちゃん |
・・・・・効果があるなら・・・考えるんですが |
まだ、考えちゃいますか。
状況を察するに藁をも縋りたい気持ちはわかります。
でも、あえて言う。
考えるな。
断れって。
ああ、ほら。
おばちゃんが座り直した。
仕留めにかかってきたよ。
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SOL |
だっから!
早く、初めてほしいの。
今がその時なの。
スタートして続けてほしいの。
そうすれば、いずれ効果が出ると思うから。 |
シシネコ |
『最近、効果が出なきゃ返品できる健康グッズ多いね』 |
ニンケン |
『使って消えたらw 飲んだりw』 |
ここで、おばちゃん、カタログの様な物をテーブルに広げる。
え〜と。
あっ 再度こっちはガン無視モードですかw
これ以上ペース乱されてたまるかいっってなもんすかね。
テーブルの上で指が動いているのは、どうやら電卓。
早速お見積もりですか。
心なしかおっちゃんは、
おばちゃんから距離を置いてソファー端にww
考えちゃうけど、体は拒否ってますね。
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シシネコ |
『今なら3ヶ月分のご契約者様には、
サービスでもう1ヶ月分!W』 |
ニンケン |
『いやw 必要な物はその時に買いますw 薬とかw 飲み物とかw』 |
そんなよくあるネタをやっていると、
おばちゃんの口から予想を超えたネタが飛び出した。
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SOL |
まずは、6年分購入してもらってね。 |
おっちゃん、硬直。
シシネコ、ニンケン
またもや爆笑w
ここにきて、何を考えたか。
それ、いくら何でも多すぎですwww
しかも、契約じゃなくって購入?w
6年分のお茶。
家に6年分w
埋まるわいw
ん〜 やっぱそのつど、新茶がいいよw
ここからおっちゃんの反撃が始まり・・・契約には進まない様子・・・か?
おばちゃんも食い下がり説明を繰り返す。
その後、何故か二人で何やら追加オーダー。
テーブル上には空ワインがあるので、それを追加してもう一戦やる模様。
さすがに良い時間になあってきたので、
我々はおっちゃんの奮戦を祈り撤退。
レジに向かうおり。
おばちゃん、おっちゃんの前を通過。
すると、おばちゃん。片手ギブスのニンケンを見て。
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SOL |
このお茶飲んだら、骨折だって治っちゃう |
哀川先生(仮名)呼ぶぞ、コラwww
皆様、
怪しいセールスには気をつけましょうw
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